ウィズコロナ時代の男女共同参画センターのあり方、協議会の存在意義、コロナを含む災害対応などの危機への考え方およびその対応をまとめることを目的に「危機管理プロジェクト」を発足し4回の会議を開催しました。
第1回 7月13日(月)10:00~ オンライン開催
第2回 8月11日(火)14:00~ オンライン開催
第3回 9月18日(金)13:30~ オンライン開催
第4回 12月13日(日)10:00~ オンライン開催
<危機管理プロジェクトにおける主な議論>
コロナ禍で浮き彫りになった課題として、男女共同参画センター利用の制限や部分閉鎖、予算の
削減、事業のオンライン化が困難であるため中止が相次いだこと、逆に事業のオンライン化に伴
い「場」(センター)があることの意義が問われるという点、頻発する自然災害への対応等があ
げられました。さらに多くのセンターが1990~2000年代に設立され建物の老朽化や補修の時期に
到来しているという点、またセンターの統廃合などで数が減少しており、男女共同参画センター
は転換期にあるといえます。
このような況下で中間支援組織として協議会が果たす役割として、コロナ禍だからこそオンラインで全国の会員館とつながり、顔の見える関係を継続して構築しながら、研修等を通じて各センターの課題解決につながる支援を行うことが重要と考えます。
さらに全国のセンターには交流する「場」と専門性のある「人材」がいるため、全国のセンターをつなぐネットワーク組織である協議会は、いかなる災害が、どこで起こっても迅速な情報収集と男女共同参画の視点に立った支援を届けることが可能であり、男女共同参画の視点に立った防災、減災、復興を支援することが協議会および男女共同参画センターの存在意義につながると考えられます。