これまで会員館限定で運用していた「大規模災害時における男女共同参画センター相互支援システム」
を基盤にした事業を内閣府から受託しました。具体的には全国の男女センターの共助の仕組みを強化し、
大規模災害発生時に、被災状況や女性のニーズについて、被災地の男女センターからの情報を本部事務
・提供する体制「相互支援ネットワーク」(通称:相互支援ネット)を構築しました。
1.「相互支援ネット」構築の準備
1)誰でもが手軽に使用できると同時に全国の参考事例を閲覧できる機能を付加したHPの構築。
https://saigai-network.j-kaikan.jp/
2)年間のスレッド立ち上げ数:9件、投稿数31件
3)動作確認・訓練の実施
実施日:2022年3月11日(金)
参加機関:210機関(内男女センター90)
2.「相互支援ネット」の男女センターへの周知・広報
男女センター223、所管課358、計581(2022年3月31日現在)機関が登録。
3.大規模災害発生時の「相互支援ネット」運用に向けた基盤整備
1)大規模災害時に被災地に派遣する人材育成のための研修の実施。
参加者数:20人
2)被災地に派遣する人材名簿登録者への説明会実施
実施日:2022年2月2日(水)
参加者数:19人
4.「相互支援ネット」の利用に係るオンライン研修の実施
「相互支援ネット」の目的および活用方法を理解することを目的として登録機関向けにオンライン研修を実施。
2021年9月~10月 ブロック別研修6回開催 317機関参加
2022年1月 追加研修2回開催 127機関参加
2021年度の防災研修は、三井住友銀行ボランティア基金・寄付プログラムの助成を受けて、
大規模災害時に被災地の男女共同参画センターが男女共同参画の視点からの災害対応が行え
るような専門的なアドバイザーを養成するための人材育成研修を開催しました。被災経験の
ある会員館(盛岡市、仙台市、福島県、熊本県)および「減災と男女共同参画推進研修セン
ター」に研修プログラムの策定および研修講師として協力していただきました。
実施日:2021年10月1日(金)~14日(木)オンデマンド事前学習
. 2021年10月16日(土)~17日(日)講義・ワークショップ
実施方法:オンライン開催
参加者数:22人